既に実施された多彩なプロジェクトの活動報告を掲載しています。

「はこじょ」創造プロジェクト2014

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プロジェクト名:「はこじょ」創造プロジェクト2014
担当教員:藥袋貴久(ビジネスデザイン学科)
コラボ外部団体:はこねのもり女子大学(一般社団法人はこねのもりコンソーシアムジャパン)、美津濃株式会社、箱根駅伝ミュージアム
プロジェクト内容:
箱根エリアの新たな需要創造とブランドづくりをめざす「はこじょ創造プロジェクト」は、導入段階(はこねのもり女子大学のコンセプト立案、コミュニケーション・ツールとしての『はこじょ手帳』制作)を終え、今年度以降、具体的コンテンツの開発を通じた成長・普及段階に入った。
プロジェクトでは、
①学生にとって実践的マーケティングの学びの場の創出、②イベントの質的充実に向けた企業・団体との連携推進、③連携先企業が供給するサービス特性を活かしたプロモーショナルなイベント設計、の3点を通じて、実務家と教員、学生のWin-Win-Winの関係構築をめざす。本年度は、マーケティングを学ぶ藥袋ゼミ(現代教養学科3年)の学生達が、複数企業との連携を模索し、その結果、美津濃株式会社、箱根駅伝ミュージアム、「はこじょ」、ゼミ生とのコラボ・イベント「はこじょ旅ウォークラン」が実現し、企画・提案・実施運営を実務家と共に取り組むことができた。
リンクHPのURL:はこねのもり女子大学


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「はこじょ」創造プロジェクト2014 報告

01_2013年度プロジェクトの実績まとめと引継ぎ
「はこじょ創造プロジェクト2013」に取り組んだ藥袋ゼミの4年生から、新たに活動する3年生に対して、プロジェクトの趣旨と実績、課題について報告し、プロジェクト活動の引継ぎを行った。プレゼンテーションやディスカッションは、ゼミの時間以外にも、ビジネスデザイン学科新入生歓迎会などテーマ毎に複数回実施し、連携先である「はこねのもり女子大学」コアメンバーの他、大手旅行代理店箱根エリア担当者も参加しコメントを頂戴した(4/9、5/15)。また、昨年度プロジェクトの成果である『はこじょ手帳』は、日本経済新聞大学欄の「キャンパス発この一品」に記事として採り上げられた(12/4)。

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02_今年度の活動目標設定・実施計画策定
今年度の活動の中心は、標的採用者へのマーケティング・コミュニケーションの推進と、「はこじょ」をプラットフォームとして活用した企業との連携・支援体制の構築に向けて、①「はこねのもり女子大学」の授業(イベント)の企画・コンセプト設計、②はこじょ授業(イベント)におけるコラボレーション先企業の選定と提案、③はこじょ授業(イベント)の実施計画策定・運営への参与、④はこじょ授業(イベント)のプロモーション、の4点にフォーカスした(4~5月)。

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03_はこねのもり女子大学開校
イベントへの参加/現地調査①
学生が、「はこねのもり女子大学開校記念授業(箱根エリアのウォーキング、森ヨガ、野立)」に坂東眞理子学長と共に参加し、「はこじょ」の活動を体験した。イベント終了後に開催された「第1回はこじょミーティング」において、学生から参加者に対して、プロジェクト活動の実績をプレゼンテーションし、その成果を素材に、参加者全員がグループに分かれ、箱根エリアのプロモーションのあり方についてディスカッションした(4/26)。後日、学生は、はこじょ授業「ネイチャーウォーク入門・森ヨガ」に参加し、課題抽出のための参与観察を行った(5/24)。はこねのもり女子大学開校に際し、本学学生との協働プロジェクトの取組みについてNHKの取材を受け放送された(5/29)。また、プロジェクト活動の実績は、昭和女子大学教育会議において全教員に報告した(6/25)。

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04_イベント(はこじょ授業)の企画/現地調査②
ブレーンストーミングの結果、本年度は学生を3グループに分け、①「箱根旅ウォークラン(スポーツメーカーの美津濃株式会社、箱根駅伝ミュージアムへの提案)」、②「はこじょマルシェ(自動車メーカーへの提案)」、③「メッセージ入り写真を媒介にした参加者交流(カメラメーカーへの提案)」の3つの企画に取り組むこととし、提案先の企業研究、コンセプト設計、企画書作成、提案活動を推進することとした(6/26)。課題抽出及び提案先企業(ミズノ)の関連商品(スポーツグッズ)のテストマーケティングのため、はこじょ授業「グリーンヨガと黒たまご特別授業」に参加した(6/28)。

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05_連携希望先の企業研究と提案活動
プロジェクトの実施計画に基づき、チーム毎にイベントの内容や訴求点、連携先にとってのメリットなどを抽出し、企画書を作成(6~7月)の上、箱根町役場や連携希望先企業への提案活動(学生から実務家へのプレゼンテーション)を実施した(7/15、8/26)。その結果、3つの学生企画の内、美津濃株式会社、箱根駅伝ミュージアムとのコラボレーション・イベント「はこじょ旅ウォークラン」の実施が決定した(9/24)。

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06_「はこじょ旅ウォークラン」実施計画の策定
「はこじょ旅ウォークラン」実施に向けて、①実施内容の精査(授業講師の手配、昼食メニューの選定等)、②当日のスケジュールやルートの策定・進行表作成、③都内のミズノ直営店舗との連動の模索(原宿NOHARA、エスポートの店舗調査)、④イベントのプロモーション計画策定(ロゴ作成、メディア・キャラバン等)、に取り組み、その過程で現地ロケハンを実施した(10/3~31)。また、イベント参加者の多くが首都圏在住と見込まれることから、原宿のミズノ直営店NOHARAでのプレイベント「足型測定会」を企画し、イベントを通して訴求するミズノの商品やサービスを検討した(11/11)。

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07_イベント告知のための
メディア・キャラバンの実施
「はこじょ旅ウォークラン」の開催告知やプロジェクト活動のPRのため、学生がメディア・キャラバンを実施し、読売新聞社横浜支局、読売新聞社本社(大手小町編集部)を、学生がデザインしたお揃いのイベントTシャツを着て訪問、取材を受けた。内容は、それぞれ新聞・ウェブサイトに記事掲載された(11/14)。学生は、同時に、フライヤーやプレスリリースの作成、HPでの告知方法や小田急沿線でのプロモーション方法を検討した(11/11)。

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08_「はこじょ旅ウォークラン」
イベントの開催・運営
はこじょ授業「はこじょ旅ウォークラン」を実施した(11/23)。当日は、プロジェクト参加学生全員が、MC、受付、会場設営、コース誘導、記録、おもてなし等の役割を分担して担当し、実務家と学生が連携してオペレーションした。当日の実施内容は、「集合・着替え→開会セレモニー(箱根ホテル宴会場)→箱根駅伝ミュージアム見学→ウォーキング(講師指導)→白浜でのヨガ(講師指導)→ランニング(講師指導)→昼食:FSTYLE箱根姫御膳(箱根ホテル宴会場)→お楽しみ抽選会(箱根ホテル宴会場)→解散」である。

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09_イベントの継続展開、新企画創出にむけて:
報告会と課題
連携先企業担当者も参加してのイベント報告会を開催し、学生と実務家とで反省点の確認、次年度プロジェクトの方針を議論した(12/11)。学生は、イベントの継続実施に向け、「はこじょ旅ウォークランクラブ」の立上げを検討している。一方、「はこじょマルシェ」、「メッセージ入り写真を媒介にした参加者交流」は、次年度においても継続して実現可能性を模索することとし、後者については、はこじょ授業「七福神めぐり」において、インスタントカメラで撮影した写真交換を通じた参加者コミュニケーションの実証実験を行った(1/18)。

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