既に実施された多彩なプロジェクトの活動報告を掲載しています。

「勇気の翼ファッションショー」 Inclusion 2013 Everyone is Original

当日リハ1

プロジェクト名:「勇気の翼ファッションショー」 Inclusion 2013 Everyone is Original
担当教員:
石垣 理子、小森 亜紀子
コラボ外部団体
:勇気の翼インクルージョン2015、公益財団法人スペシャルオリンピックス日本、株式会社丸井、アルファロメオジャパン、㈱丸井、織田ファッション専門学校、T・H ・D ラ メゾン、Sunlady inc.
プロジェクト内容:このファッションショーは、障がいの有無などの違いにかかわらず、一人ひとりのありのままが素晴らしいということを知ってもらうための企画です。51名の障がいのあるモデルたちとゲストモデルによるファッションショーに「リサイクル・リメイク・被災地復興支援」も盛り込みました。昭和女子大学の学生延べ67名がボランティアとして参加しました。モデル・観客・ボランティア全員笑顔のイベントとなりました。
リンクHPのURL:
http://www.yuukinotsubasa.com/index.html


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「勇気の翼ファッションショー」は、2013年12月8日(日)、表参道ヒルズ『スペースオー』で、フィアットクライスラーグループ・アルファロメオジャパンのCSRイベントの一部として開催されました。全国からの公募で決まった身体障がい、知的障がいのある人々がモデルをつとめ、ゲストモデルとして芸能人の方も参加しました。第1部の衣装は、織田ファッション専門学校の学生さんが、(株)丸井提供のリサイクル商品をリメイクし、第2部の衣装はデザイナーの畠山巧氏が被災地復興支援の思いを込め、東北の大漁旗をリメイクしたものです。

01_スタッフジャンパー
このイベントに昭和女子大学学生がサポートスタッフとして参加することになり、環境デザイン学科服飾デザインマネジメントコースの2年生が、スタッフジャンパーをデザインしました。このスタッフジャンパーは、ファッションショー終了後は、他の様々な活動で使用しています。

【スタッフジャンパー】

スタッフジャンパー

02_前日リハーサル

ファッションショーの前日、12月7日(土)13:00~19:00まで、昭和女子大学80年館1階学生ホールBでリハーサルが行われました。ディレクターの田代修一氏の指示のもと、織田ファッション専門学校の学生20名と昭和女子大学学生20名が、衣装の着付けを担当するフィッターを担当し、衣装のチェック・ウォーキング・ポージングの練習をしました。その他にも、正門から会場までのご案内、荷物見張り役、リハーサル盛り上げ役など、19名の学生が参加しました。

【前日リハーサル】

リハ4リハ5リハ8



03_車いすサポートチーム
昭和女子大学の学生4名が車いすサポートチームとして、リハーサルとファッションショー当日の2日間お手伝いをさせていただきました。

【車いすサポートチーム】

車いすチーム

04_当日リハーサル
12月8日(日)朝9:00~11:00まで、表参道ヒルズの会場でリハーサルを行いました。昭和女子大学から参加した学生は57名でした。

【当日リハーサル】

当日リハ7JPG



05_広報活動
イベント告知のために、表参道でビラを配りました。夕方にはクリスマスイルミネーションが点灯し、50万個の白いLEDライトの中のたった一つの赤色LEDを見つけた学生スタッフもいました。復興支援のグッズ販売を担当したチームもありました。

【広報活動】

学生1学生8



06_ファッションショー本番
17:00からのファッションショーには大勢の観客が来てくださり、大盛況でした。モデルさんのヘアメイクは織田ファッション専門学校の学生が担当しました。ヘアメイクをしてもらい、モデルさんたちはキラキラ光っていました。モデル・観客・スタッフ・ボランティア全員笑顔の素敵なイベントで、その様子は公益社団法人日本フィランソロピー協会の機関誌/フィランソロピー2014年2月号No.360にも取り上げられています。

【ファッションショー本番】

ショー5ショー6ショー8
ショー石垣2



07_学生感想・今後の課題
学生は、事前に「身体障がい・知的障がい」について、「ボランティアについての勉強会に参加し、終了後はコメントシートを記入しました。多かった感想は「参加してよかった!」「障がいのある人もない人も変わらないとわかった」「価値観が変わった!」「自分が楽しかった!」「楽しそうな笑顔が嬉しかった!」「初めてのボランティア、もっと参加しようと思った!」などでした。
UP SHOWAに募集告知を出したら、たくさんの学生から参加申し込みがあったため、活動中暇な時間もできてしまったと思いますが、それでも参加してよかったと言ってもらえて良かったです。また、イベントにかかわる団体・人数が多かったので、コラボ外部団体とのコミュニケーションの取り方も今後の課題です。学生が自発的に臨機応変に提案をしてくれて、柔軟な感性を嬉しく思いました。
(文責:現代ビジネス研究所 助教 小森亜紀子)

【集合写真】

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集合写真