このイベントに昭和女子大学学生がサポートスタッフとして参加することになり、環境デザイン学科服飾デザインマネジメントコースの2年生が、スタッフジャンパーをデザインしました。このスタッフジャンパーは、ファッションショー終了後は、他の様々な活動で使用しています。
【スタッフジャンパー】
ファッションショーの前日、12月7日(土)13:00~19:00まで、昭和女子大学80年館1階学生ホールBでリハーサルが行われました。ディレクターの田代修一氏の指示のもと、織田ファッション専門学校の学生20名と昭和女子大学学生20名が、衣装の着付けを担当するフィッターを担当し、衣装のチェック・ウォーキング・ポージングの練習をしました。その他にも、正門から会場までのご案内、荷物見張り役、リハーサル盛り上げ役など、19名の学生が参加しました。
【前日リハーサル】
昭和女子大学の学生4名が車いすサポートチームとして、リハーサルとファッションショー当日の2日間お手伝いをさせていただきました。
【車いすサポートチーム】
12月8日(日)朝9:00~11:00まで、表参道ヒルズの会場でリハーサルを行いました。昭和女子大学から参加した学生は57名でした。
【当日リハーサル】
イベント告知のために、表参道でビラを配りました。夕方にはクリスマスイルミネーションが点灯し、50万個の白いLEDライトの中のたった一つの赤色LEDを見つけた学生スタッフもいました。復興支援のグッズ販売を担当したチームもありました。
【広報活動】
17:00からのファッションショーには大勢の観客が来てくださり、大盛況でした。モデルさんのヘアメイクは織田ファッション専門学校の学生が担当しました。ヘアメイクをしてもらい、モデルさんたちはキラキラ光っていました。モデル・観客・スタッフ・ボランティア全員笑顔の素敵なイベントで、その様子は公益社団法人日本フィランソロピー協会の機関誌/フィランソロピー2014年2月号No.360にも取り上げられています。
【ファッションショー本番】
学生は、事前に「身体障がい・知的障がい」について、「ボランティアについての勉強会に参加し、終了後はコメントシートを記入しました。多かった感想は「参加してよかった!」「障がいのある人もない人も変わらないとわかった」「価値観が変わった!」「自分が楽しかった!」「楽しそうな笑顔が嬉しかった!」「初めてのボランティア、もっと参加しようと思った!」などでした。
UP SHOWAに募集告知を出したら、たくさんの学生から参加申し込みがあったため、活動中暇な時間もできてしまったと思いますが、それでも参加してよかったと言ってもらえて良かったです。また、イベントにかかわる団体・人数が多かったので、コラボ外部団体とのコミュニケーションの取り方も今後の課題です。学生が自発的に臨機応変に提案をしてくれて、柔軟な感性を嬉しく思いました。
(文責:現代ビジネス研究所 助教 小森亜紀子)
【集合写真】