桜新町ねぶたを作ろうプロジェクト

プロジェクト名：桜新町ねぶたを作ろうプロジェクト
担当教員：田村圭介
コラボ団体：桜新町商店街振興会
プロジェクト内容：
桜新町ねぶた祭に参加する
活動1：ねぶたの山車をデザインする
活動2：ねぶたを地元のひとといっしょにつくる
活動3：ねぶた祭に参加する＝踊る
活動4：活動記録をつくる

---

担当教員：田村圭介
桜新町ねぶたプロジェクトも三回目となった。今回も「さくらストーリーをプロジェクトの軸としながら、桜新町にて地域ワークショップを11回行い、青森でねぶた合宿をし、桜新町ねぶた祭に山車を出した。山車の運行時に子供たちに手渡す「さくらストーリーの花びらは、スチールハンガーを再利用した「手作りうちわ」だった。
初めてのときは、右も左も分からなかったが、三回目ともなると活動がマニュアル化してきた。そんな中で、前二回目と大きく異なる点が二つあった。チームの組織体制とねぶたの形だ。
チーム作りの走り出しに苦労した。今まで四年生を主体としたチーム作りを行ってきたのだが、チームができずに困っていた。そんなときふと一人の三年生でリーダーをしたいという目を輝かせた学生が現れた。初めは心配していた三年生を核にしたチーム作りであったが、彼女たちは素晴らしいチームワークでプロジェクトをこなした。
彼女たちは、それまでの三女体から大きな一つの女体をねぶたの形のモチーフにした。桜新町の人々によって作られたうちわに彩られたねぶたは「桜心まち」と名づけられた。「桜心まち」が舞った祭りの夜は、桜新町の子供たちにとって忘れられない思い出のひとつになったであろう。
今回も、桜新町商店街振興組合、青森安田ねぶた会、桜町小学校、深沢小学校、深沢中学校をはじめとする多くの方々に本当にお世話になった。この場をお借りしてお礼を申し上げたい。

2014年3月
昭和女子大学環境デザイン学科　田村圭介