既に実施された多彩なプロジェクトの活動報告を掲載しています。

神奈川県大井町農産物PR・販路拡大委託事業

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プロジェクト名:神奈川県大井町農産物PR・販路拡大委託事業
担当教員:芦川、小川、石井、不破、清水
コラボ外部団体:神奈川県大井町役場
プロジェクト内容:
神奈川県大井町にある四季の里直売所の売り上げ向上事業として、商品PR物(調理法等の記載を含めたPOP等)の作成、直販所のレイアウト変更等の店舗の提案と11月4日実施された四季の里「芋まつり」への里芋のメニュー提案を行いました。メニューとして「イモ団子のあんかけ」、「里芋さっぱり梅サラダ」です。煮物のイメージが強い里芋をつぶしたり、サラダ風にすることによって新しい感覚の里芋料理になりました。当日は、現地に提案学生と赴き、調理担当の中学校の生徒さんや試食された住民の方々との交流も図れ、「美味しい」という感想をいただき、楽しい時間を過ごしました。


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【いも料理のレシピ募集】
このプロジェクトは、昭和女子大学東明学林のある神奈川県大井町とのコラボプロジェクトです。大井町農業体験施設「四季の里」で行われる「芋まつり」で参加者に振舞われるいも料理のレシピを考案し、農作物のPRに協力しました。
 輝け☆健康「美」プロジェクトのメンバーが、大井町で収穫できる「さといも」「さつまいも」を使用した、誰でも簡単に美味しく作れる1品料理を考案しました。複数のアイディアが出されましたが、既成の概念にとらわれ過ぎずに「芋」の良さを伝えられるものとして、おかずの要素が強い「里芋さっぱり梅サラダ」と、おやつ的な要素も含む「イモ団子のあんかけ」を選出しました。

01_レシピの検討
選出した2種類の料理を更に美味しく仕上げるために、2チームに分かれて活動しました。まず、使用する食材料の検討です。
「里芋さっぱり梅サラダ」には、さといもと対照的な食感の蓮根を入れることにより2つの食感を楽しめるようにしました。また、梅肉で和えることでさっぱり感を表しました。さらに、ひじきを加えることで見た目のアクセントとともに、食物繊維の摂取向上にも努めました。
 「イモ団子のあんかけ」は、里芋の風味と食感を活かす副材用としてはんぺんを選びました。はんぺんを細かくちぎって、つぶした里芋と混ぜることにより、ふんわりした団子にすることができました。また、里芋を皮ごと蒸すことで、里芋の風味と栄養素を逃がさずに調理することができます。さらに簡単に皮を剥くことも可能です。里芋は芋類の中でも低エネルギーでヘルシーなので、味付けは、あんかけを甘辛くすることとしました。
 これらのことを考慮し、使用食材と分量より栄養価計算も行いました。里芋は、低エネルギーで食物繊維が多く、美味しくて栄養面でも有用な料理とすることができました。

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02_試作
レシピの検討で配慮した点を考慮して、メンバー各自が何度も試作を重ねました。また、芋まつり当日にレシピを配布するため、その媒体用に写真撮影も行いました。

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03_レシピ検討会
10月29日、大井町職員の方々が来校され、レシピ発表会を開催しました。「里芋さっぱり梅サラダ」と「イモ団子のあんかけ」の2品を調理、試食し、ご講評をいただきました。
「里芋さっぱり梅サラダ」はつぶした里芋とれんこん、ひじきを梅で加えたもので、2つの食感の違いが楽しめる一品。「イモ団子のあんかけ」は、つぶした里芋とはんぺんを合わせて焼いた団子に、甘辛いあんをかけたもので、子供から大人まで親しみやすい味わいと、好評でした。

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04_配布資料作成
芋まつり当日に考案した2品のレシピを多くの町民の方々に知っていただくため、配布資料を作成しました。お子さんにも楽しんでもらえるよう、可愛らしく作成しました。

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05_四季の里 芋まつり
11月3日、芋まつり当日は雨の中での開催となりましたが、多くの町民の方々が参加されました。地元の中学生により「里芋さっぱり梅サラダ」と「イモ団子のあんかけ」2品の調理、提供が行われました。煮物に使われることの多い里芋ですが、新しい食感で面白いとの意見をいただきました。これまで、学内の学食ランチメニューの考案をしてきましたが、学外で作られ、食べられるのを実際に見るのは初めてのことであり、とても貴重な経験をすることができました。

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