戦後史史料を後世に伝えるプロジェクト
プロジェクト名:戦後史史料を後世に伝えるプロジェクト
実施期間:2018年6月4日~2019年3月12日
担当教員:松田忍
コラボ外部団体:ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会
プロジェクト内容:
歴史学の学知を活用して戦後史資料に関する整理・研究に取り組む活動
①リエゾンセンターからの事務説明。
②今後活用するICTツールについての説明(松田)
③吉川紗彩報告「原水協と被団協の関係について」④今後の研究分担について。
①吉村知華報告「1960年代の日本被団協」
②吉村作成「被団協分裂期の関連年表」を検討。
①今後の研究の方向性について。
①徳江七海、印出也美、平柳鮎美、林田真歩、成瀬萌、野本菜奈の6名から『自分史つうしん』各分担号についての報告。
②今後の研究の方向性について。
①被爆者の人物研究を軸に据えることを決定。
②今後のスケジュール。
①関口真琴報告「『自分史つうしん』№1~№6について」
②7名の被爆者と1名の被爆者運動協力者を軸に据えた人物研究にすることに決定
③4班構成(各班3名)にて、2名ずつの人物を調査していくことを決定
④展示の仮タイトルを「考える被爆者」とする。
①吉村知華がシンポジウム参加。
①夏休みの活動スケジュールの確認
①港区愛宕にある文書整理室にて、歴史史料の保存活動を行った。
①港区愛宕にある文書整理室にて、歴史史料の保存活動を行った。
①港区愛宕にある文書整理室にて、歴史史料の保存活動を行った。
①港区愛宕にある文書整理室にて、歴史史料の保存活動を行った。
①港区愛宕にある文書整理室にて、歴史史料の保存活動を行った。
①吉川班報告「副島まちさん、森瀧一さん郎に関する調査」
②小方班報告「栗原淑江さん、吉田一人さんへの聞き取り調査の準備報告」
①小方班報告「栗原淑江さんの履歴と聞き取り調査での質問内容の確認」
②川古谷班報告「伊藤壮さんの関連年表および執筆論文について」
③吉川班報告「副島まちさん、森瀧市郎さんと被爆者運動について」
①小方班報告「栗原淑江さん、吉田一人さんに対する聞き取り調査内容の報告」
②川古谷班報告「園辰之助さんに関する調査報告」
③吉川班報告「副島―久保論争について」
④吉村班報告「藤平典さん、行宗一さんと被爆者運動との関わりについて」
⑤調査した8名の人物を比較し、研究展示のコンセプトを作り出すためのKJ法をおこなった。
①「被爆者と「なる」」をメインテーマとして良いか否かの検討を進める。そのテーマに即して、とりあげる5名の被爆者の人生をまとめ直してみることを決める。
①「被爆問題を自分のこととして考える人=被爆者」として良いかどうかを検討する。「被爆者」の定義を再び考えてみる。
※秋桜祭までの準備を効率的に進めるために、幹部である3年生4名のみの運営ミーティングでいろいろなプランの叩き台を作成した上で、全体ミーティングに諮る仕組みとした。
①展示タイトルについて、「被爆者に『なる』」で全体を構成することが可能かどうか議論した。
②展示パネルの台割りの初校を検討した。
③秋桜祭における展示のスタイルについて検討した。
①次回全体ミーティングまでの3年生の分担を決める。
②吉村=企画趣旨の説明分を執筆する。
③小方=メンバーからでた意見を踏まえて展示パネルの台割り案の第2校を作成する。
④川古谷=台割りの第1章〈被団協運動の概要)のパネル構成を考える。
⑤吉川=パネルづくりに必要な物品の調査を引きつづきおこなう。
①パネルサイズおよび原稿文字数を検討した。
②秋桜祭実行委員会に提出する電気機器使用願・賛助願の記載について検討した。
③パネル印刷の手順について検討・共有した。
①当日シフト担当の川古谷からシフト調整について連絡した。
②川古谷から提出された「1章 被団協運動の概要」の内容について検討した。1960年代の「つるパンフ」でおわっているが、1990年代の被爆者援護法まで運動を説明する必要があることを共有した。
③パネルの執筆分担案について小方から説明があり、協議・決定した。
④パネル原稿の提出締切を10月30日とした。班員の原稿を班長(3年生)がチェックした後、松田がチェックする。
①パネルの大きさとフォントについて検討した。光葉博物館の学芸員にご助言をいただく。
②章立て案の確定および分担の最終確認をおこなった。
③PJ協働メンバーである栗原さんを「アドバイザー」として紹介するか、「研究対象」として紹介するかを議論した。
①「はじめに」および「企画趣旨」のパネル内容の文言について検討した。
①提出されつつあるパネル原稿をもとにして、各パネルのレイアウトを再検討した。
②栗原さんは「被爆者と共に歩む人々」として紹介することに決定した。
③物品関係や秋桜祭の当日の企画内容について協議した。
①章構成を「〇〇章―人ごとのタイトル―パネルタイトル―小見出し」で統一することを決定した。章の区切り目のパネルはA2とし、章が変わったことを閲覧者に意識してもらうようにする。
②ヘッダーの統一、章タイトルは原稿を全て回収した後、小方が一気におこなうことに決定した。
①パネル原稿の読み合わせをおこない、文言を修正した。
①プリントアウトした原稿をハレパネへ貼付し、パネルを作った。
②第4章の「本章の問いかけ」パネルの内容を全面的に改訂した(川古谷)。
①1号館3階3S07教室にて、企画展「被爆者に『なる』」の会場設営をおこなった。
②各被爆者の被爆地を示す地図を作成した。
③案内版の作成を行った。
①終日人が途切れず、289名の来場者があった。
②30枚以上の文字パネルを時間をかけて全て読んでくださる方が非常に多く、メンバー一同大きなやりがいを感じた。
③11時からは『朝日新聞』の清水記者の取材を受けた。
④ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会からは伊藤和久さん(事務局長)、栗原淑江さん(事務)、日本被団協からは濱住治郎さん(事務局次長)、工藤雅子さん(事務室長)がご来場になった。「被爆者に『なる』」体験についての共感の声をも多数いただいた。
⑤その他被爆者、被爆二世の方数名が来訪され、展示内容について、数多くのご感想とご助言をいただいた。
①この日も人が途切れず、最終的に288名の来場者があった。
②10時から『毎日新聞』の大久保記者の取材を受けた。
③当日の朝刊に掲載された『朝日新聞』の記事をご覧になって、近隣にお住いの被爆者が数名ご来場になった。種々の情報交換をすることができた。
④13時に継承する会の栗原淑江さんがご来場になった。
⑤14時に武蔵大学の永田浩三先生がご来場になり、被爆者運動にかかわる映像作品の取材を受けた。
- 一番印象に残ったパネルにはシールを貼って頂きました
- 永田先生〈武蔵大学)の取材を受ける
- 協働団体の栗原さんと記念撮影
- 協働団体の栗原さんは2日とも激励にお越し下さいました
- 資料をお持ちになってご来場になる方も
- 新聞社の取材を受ける
- 多くの方がパネルをしっかり読んで下さいました
- 中心になってプロジェクトを引っ張った3年生
- 被爆者のかたがご来場になる
①秋桜祭展示の撤収をおこなった。
②秋桜祭2日間の出来事について、メンバー全員で共有を図った。ご来場者や頂いた名刺についてもメンバー全員で共有した。
③6月以降秋桜祭に至るまでのプロジェクトの流れについて再確認し、今後に向けての課題を話し合った。
④各係ごとの任務内容を振り返ると共に、次年度に向けての引き継ぎ事項を洗い出した。
⑤これまで名刺を頂いた方々やお世話になった方々に対するお礼状の送付について話し合った。リーダーの吉村から差し出すこととした。
⑥SLABOへの活動報告のアップについて話し合った。
⑦2018年12月15日の「被爆者の声を未来につなぐ公開ミーティング」での報告メンバーを決定した。
⑧小方班の聞き取り調査の結果を昭和女子大学歴史文化学科『文化史研究』に投稿することを決めた。
⑨来年度の新体制に向けてのスケジュールを確認した。
①後藤、印出、成瀬、松田の4名で訪問。
②長崎での被曝前後の状況の聞き取り調査をおこなう。
③現在中野区の長広会にご所属。
④書籍のご寄贈を受ける。
①長田さん宅訪問時の聴き取り内容共有。
②吉村報告「公開ミーティングの発表原稿(案)」の検討。
①吉村報告「公開ミーティングの発表原稿(案)」の検討。読み上げて全員で文面を修正する。
①吉村報告「「被爆者に「なる」のコンセプト着想に至るまで」の検討。原稿とパワポに関する最終確認。
①「公開ミーティング」パワポ資料の最終調整。
①武蔵大学一号館1002シアター教室で発表。参加者70名強。
②吉村、川古谷、印出、成瀬が発表。
③4つの発表があったが、発表後それぞれのブースに分かれて、質疑応答を受ける。「戦後史資料を後世に伝えるプロジェクト」ブースには20名ほどの方がご来場。
①「公開ミーティング」で頂いた名刺情報の集約について
②秋桜祭展示冊子の校正について
③副島さんの娘さんに手紙を送るときの挨拶状の作成
④新規メンバー(1年生)の勧誘について)
⑤プロジェクト研究成果発表会(2月15日)の内容打合せ
⑥木戸さん、岩佐さんの聞き取り調査の件について。木戸さんは今年度のまとめとして吉村(3年生)が幹事を、岩佐さんはこれからの活動に大きなインパクトがあると思われるので印出(1年生)が幹事をつとめる。
①岩佐幹三さんインタビューの調整
②プロジェクト研究成果発表会(2月15日)の内容打合せ・分担決め
③1月の予定(1年生は岩佐さんインタビュー準備、3年生はプレゼン準備)
①岩佐幹三さんへの質問リスト作成(1年生)
②プロジェクト研究成果発表会の原稿確認
①プロジェクト研究成果発表会の準備(原稿班とパワポ班の情報共有)
①「父と暮せば」映画観賞会
②映画の感想の共有
③木戸季一さんインタビューの当日手順の打合せ
①『「あの日」の証言』パンフレットを読んできた印象をレジュメにまとめて報告(吉村、印出、成瀬が報告)
①被爆体験およびその後の人生の歩みについて伺う。