既に実施された多彩なプロジェクトの活動報告を掲載しています。

戦後史史料を後世に伝えるプロジェクト

プロジェクト名:戦後史史料を後世に伝えるプロジェクト
実施期間:2018年6月4日~2019年3月12日
担当教員:松田忍
コラボ外部団体:ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会
プロジェクト内容:
歴史学の学知を活用して戦後史資料に関する整理・研究に取り組む活動


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01_第1回全体ミーティング(2018年6月4日)

①リエゾンセンターからの事務説明。

②今後活用するICTツールについての説明(松田)

③吉川紗彩報告「原水協と被団協の関係について」④今後の研究分担について。



02_第2回全体ミーティング(2018年6月11日)

①吉村知華報告「1960年代の日本被団協」

②吉村作成「被団協分裂期の関連年表」を検討。



03_第3回全体ミーティング(2018年6月19日)

①今後の研究の方向性について。



04_第4回全体ミーティング(2018年6月26日)

①徳江七海、印出也美、平柳鮎美、林田真歩、成瀬萌、野本菜奈の6名から『自分史つうしん』各分担号についての報告。

②今後の研究の方向性について。



05_第5回全体ミーティング(2018年7月3日)

①被爆者の人物研究を軸に据えることを決定。

②今後のスケジュール。



06_第6回全体ミーティング(2018年7月10日)

①関口真琴報告「『自分史つうしん』№1~№6について」

②7名の被爆者と1名の被爆者運動協力者を軸に据えた人物研究にすることに決定

③4班構成(各班3名)にて、2名ずつの人物を調査していくことを決定

④展示の仮タイトルを「考える被爆者」とする。



07_被爆者の声を受け継ぐ映画祭(2018年7月15日)

①吉村知華がシンポジウム参加。



08_グループごとのミーティング(2018年7月18日)



09_第7回全体ミーティング(2018年7月24日)

①夏休みの活動スケジュールの確認



10_たこ焼きパーティ(2018年8月1日)

①ともに作った食事を一緒に食べ、プロジェクト内の懇親を図る目的で企画した。

②プロジェクトの方向性について意見交換した。

  • たこ焼きパーティー - 松田忍たこ焼きパーティー



11_第1回被団協文書整理会(2018年8月2日)

①港区愛宕にある文書整理室にて、歴史史料の保存活動を行った。



12_第2回被団協文書整理会(2018年8月4日)

①港区愛宕にある文書整理室にて、歴史史料の保存活動を行った。



13_第3回被団協文書整理会(2018年8月7日)

①港区愛宕にある文書整理室にて、歴史史料の保存活動を行った。



14_第4回被団協文書整理会(2018年8月10日)

①港区愛宕にある文書整理室にて、歴史史料の保存活動を行った。



15_第5回被団協文書整理会(2018年8月24日)

①港区愛宕にある文書整理室にて、歴史史料の保存活動を行った。



16_第1回研究成果中間報告会(2018年9月10日、第8回全体ミーティング)

①吉川班報告「副島まちさん、森瀧一さん郎に関する調査」

②小方班報告「栗原淑江さん、吉田一人さんへの聞き取り調査の準備報告」



17_第2回研究成果中間報告会(2018年9月20日、第9回全体ミーティング)

①小方班報告「栗原淑江さんの履歴と聞き取り調査での質問内容の確認」

②川古谷班報告「伊藤壮さんの関連年表および執筆論文について」

③吉川班報告「副島まちさん、森瀧市郎さんと被爆者運動について」



18_栗原淑江さん(被爆者運動関係者)への聞き取り調査(2018年9月20日)

①港区愛宕の文書整理室にておこなった。

②小方班が参加。

  • 栗原淑江さん聞き取り調査 - 松田忍栗原淑江さん聞き取り調査



19_吉田一人さん(被爆者)への聞き取り調査(2018年9月25日)

①杉並区西荻窪の貸し会議室でおこなった。

②小方班が参加。

  • 吉田一人さん聞き取り調査 - 松田忍吉田一人さん聞き取り調査



20_第3回研究成果中間報告会(2018年9月26日、第10回全体ミーティング)

①小方班報告「栗原淑江さん、吉田一人さんに対する聞き取り調査内容の報告」

②川古谷班報告「園辰之助さんに関する調査報告」

③吉川班報告「副島―久保論争について」

④吉村班報告「藤平典さん、行宗一さんと被爆者運動との関わりについて」

⑤調査した8名の人物を比較し、研究展示のコンセプトを作り出すためのKJ法をおこなった。

  • 研究中間報告会 KJ法 - 松田忍研究中間報告会 KJ法



21_第11回全体ミーティング(2018年10月2日)

①「被爆者と「なる」」をメインテーマとして良いか否かの検討を進める。そのテーマに即して、とりあげる5名の被爆者の人生をまとめ直してみることを決める。



22_第1回PJ運営ミーティング(2018年10月5日)

①「被爆問題を自分のこととして考える人=被爆者」として良いかどうかを検討する。「被爆者」の定義を再び考えてみる。
※秋桜祭までの準備を効率的に進めるために、幹部である3年生4名のみの運営ミーティングでいろいろなプランの叩き台を作成した上で、全体ミーティングに諮る仕組みとした。



23_第12回全体ミーティング(2018年10月11日)

①展示タイトルについて、「被爆者に『なる』」で全体を構成することが可能かどうか議論した。

②展示パネルの台割りの初校を検討した。

③秋桜祭における展示のスタイルについて検討した。



24_第2回PJ運営ミーティング(2018年10月12日)

①次回全体ミーティングまでの3年生の分担を決める。

②吉村=企画趣旨の説明分を執筆する。

③小方=メンバーからでた意見を踏まえて展示パネルの台割り案の第2校を作成する。

④川古谷=台割りの第1章〈被団協運動の概要)のパネル構成を考える。

⑤吉川=パネルづくりに必要な物品の調査を引きつづきおこなう。



25_第13回全体ミーティング(2018年10月16日)

①パネルサイズおよび原稿文字数を検討した。

②秋桜祭実行委員会に提出する電気機器使用願・賛助願の記載について検討した。

③パネル印刷の手順について検討・共有した。



26_第14回全体-ミーティング(2018年10月18日)

①当日シフト担当の川古谷からシフト調整について連絡した。

②川古谷から提出された「1章 被団協運動の概要」の内容について検討した。1960年代の「つるパンフ」でおわっているが、1990年代の被爆者援護法まで運動を説明する必要があることを共有した。

③パネルの執筆分担案について小方から説明があり、協議・決定した。

④パネル原稿の提出締切を10月30日とした。班員の原稿を班長(3年生)がチェックした後、松田がチェックする。



27_第3回PJ運営ミーティング(2018年10月19日)

①パネルの大きさとフォントについて検討した。光葉博物館の学芸員にご助言をいただく。

②章立て案の確定および分担の最終確認をおこなった。

③PJ協働メンバーである栗原さんを「アドバイザー」として紹介するか、「研究対象」として紹介するかを議論した。



28_第4回PJ運営ミーティング(2018年10月23日@望秀海浜学寮)

①「はじめに」および「企画趣旨」のパネル内容の文言について検討した。



29_第5回PJ運営ミーティング(2018年10月26日)

①提出されつつあるパネル原稿をもとにして、各パネルのレイアウトを再検討した。

②栗原さんは「被爆者と共に歩む人々」として紹介することに決定した。

③物品関係や秋桜祭の当日の企画内容について協議した。



30_第15回全体ミーティング(2018年10月30日)

①章構成を「〇〇章―人ごとのタイトル―パネルタイトル―小見出し」で統一することを決定した。章の区切り目のパネルはA2とし、章が変わったことを閲覧者に意識してもらうようにする。

②ヘッダーの統一、章タイトルは原稿を全て回収した後、小方が一気におこなうことに決定した。



31_第16回全体ミーティング(2018年11月6日)

①パネル原稿の読み合わせをおこない、文言を修正した。



32_パネル作成作業(2018年11月7日)

①プリントアウトした原稿をハレパネへ貼付し、パネルを作った。

②第4章の「本章の問いかけ」パネルの内容を全面的に改訂した(川古谷)。



33_パネル作成作業(2018年11月8日)

①1~2年生にパネル作成方法を指導し、一緒に作業して全てのパネル作成を終えた。

  • 2018年11月8日_パネル原稿の最終調整 - 松田忍パネル原稿の最終調整
  • 2018年11月8日_パネル作成の追い込み作業 - 松田忍パネル作成の追い込み作業



34_秋桜祭展示会場設営(2018年11月9日)

①1号館3階3S07教室にて、企画展「被爆者に『なる』」の会場設営をおこなった。

②各被爆者の被爆地を示す地図を作成した。

③案内版の作成を行った。



35_秋桜祭1日目(2018年11月10日)

①終日人が途切れず、289名の来場者があった。

②30枚以上の文字パネルを時間をかけて全て読んでくださる方が非常に多く、メンバー一同大きなやりがいを感じた。

③11時からは『朝日新聞』の清水記者の取材を受けた。

④ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会からは伊藤和久さん(事務局長)、栗原淑江さん(事務)、日本被団協からは濱住治郎さん(事務局次長)、工藤雅子さん(事務室長)がご来場になった。「被爆者に『なる』」体験についての共感の声をも多数いただいた。

⑤その他被爆者、被爆二世の方数名が来訪され、展示内容について、数多くのご感想とご助言をいただいた。

  • 2018年11月10日_2日間来場者が途切れることはありませんでした! - 松田忍2日間来場者が途切れることはありませんでした!
  • 2018年11月10日_メンバーの想い - 松田忍
    メンバーの想い
  • 2018年11月10日_展示受付 - 松田忍展示受付



36_秋桜祭2日目(2018年11月11日)

①この日も人が途切れず、最終的に288名の来場者があった。

②10時から『毎日新聞』の大久保記者の取材を受けた。

③当日の朝刊に掲載された『朝日新聞』の記事をご覧になって、近隣にお住いの被爆者が数名ご来場になった。種々の情報交換をすることができた。

④13時に継承する会の栗原淑江さんがご来場になった。

⑤14時に武蔵大学の永田浩三先生がご来場になり、被爆者運動にかかわる映像作品の取材を受けた。

  • 2018年11月11日_一番印象に残ったパネルにはシールを貼って頂きました - 松田忍一番印象に残ったパネルにはシールを貼って頂きました
  • 2018年11月11日_永田先生〈武蔵大学)の取材を受ける - 松田忍永田先生〈武蔵大学)の取材を受ける
  • 2018年11月11日_協働団体の栗原さんと記念撮影 - 松田忍協働団体の栗原さんと記念撮影
  • 2018年11月11日_協働団体の栗原さんは2日とも激励にお越し下さいました - 松田忍協働団体の栗原さんは2日とも激励にお越し下さいました
  • 2018年11月11日_資料をお持ちになってご来場になる方も - 松田忍資料をお持ちになってご来場になる方も
  • 2018年11月11日_新聞社の取材を受ける - 松田忍新聞社の取材を受ける
  • 2018年11月11日_多くの方がパネルをしっかり読んで下さいました - 松田忍多くの方がパネルをしっかり読んで下さいました
  • 2018年11月11日_中心になってプロジェクトを引っ張った3年生 - 松田忍中心になってプロジェクトを引っ張った3年生
  • 2018年11月11日_被爆者のかたがご来場になる - 松田忍被爆者のかたがご来場になる



37_第17回全体ミーティング(2018年11月12日)

①秋桜祭展示の撤収をおこなった。

②秋桜祭2日間の出来事について、メンバー全員で共有を図った。ご来場者や頂いた名刺についてもメンバー全員で共有した。

③6月以降秋桜祭に至るまでのプロジェクトの流れについて再確認し、今後に向けての課題を話し合った。

④各係ごとの任務内容を振り返ると共に、次年度に向けての引き継ぎ事項を洗い出した。

⑤これまで名刺を頂いた方々やお世話になった方々に対するお礼状の送付について話し合った。リーダーの吉村から差し出すこととした。

⑥SLABOへの活動報告のアップについて話し合った。

⑦2018年12月15日の「被爆者の声を未来につなぐ公開ミーティング」での報告メンバーを決定した。

⑧小方班の聞き取り調査の結果を昭和女子大学歴史文化学科『文化史研究』に投稿することを決めた。

⑨来年度の新体制に向けてのスケジュールを確認した。



38_第18回全体ミーティング(2018年11月15日)

①書籍ご寄贈のお手紙をいただいた長田孜さん宅訪問の段取りの検討

②公開ミーティング(2018年12月15日)発表メンバーの確定(吉村、川古谷、成瀬、印出)

  • 20181118_前期活動報告1 - 松田忍前期活動報告1
  • 20181118_前期活動報告2 - 松田忍前期活動報告2



39_長田孜さん宅(中野区)訪問(2018年11月19日)

①後藤、印出、成瀬、松田の4名で訪問。

②長崎での被曝前後の状況の聞き取り調査をおこなう。

③現在中野区の長広会にご所属。

④書籍のご寄贈を受ける。



40_第19回全体ミーティング(2018年11月29日)

①長田さん宅訪問時の聴き取り内容共有。

②吉村報告「公開ミーティングの発表原稿(案)」の検討。



41_第20回全体ミーティング(2018年12月6日)

①吉村報告「公開ミーティングの発表原稿(案)」の検討。読み上げて全員で文面を修正する。



42_第21回全体ミーティング(2018年12月13日)

①吉村報告「「被爆者に「なる」のコンセプト着想に至るまで」の検討。原稿とパワポに関する最終確認。



43_第6回PJ運営ミーティング(2018年12月13日)

①「公開ミーティング」パワポ資料の最終調整。



44_「被爆者の声を未来につなぐ公開ミーティング」で研究発表(2018年12月15日)

①武蔵大学一号館1002シアター教室で発表。参加者70名強。

②吉村、川古谷、印出、成瀬が発表。

③4つの発表があったが、発表後それぞれのブースに分かれて、質疑応答を受ける。「戦後史資料を後世に伝えるプロジェクト」ブースには20名ほどの方がご来場。

  • 1_研究報告 - 松田忍研究報告1
  • 2_研究報告 - 松田忍研究報告2
  • 3_研究報告後の質疑応答 - 松田忍研究報告後の質疑応答



45_第22回全体ミーティング(2018年12月18日

①「公開ミーティング」で頂いた名刺情報の集約について

②秋桜祭展示冊子の校正について

③副島さんの娘さんに手紙を送るときの挨拶状の作成

④新規メンバー(1年生)の勧誘について)

⑤プロジェクト研究成果発表会(2月15日)の内容打合せ

⑥木戸さん、岩佐さんの聞き取り調査の件について。木戸さんは今年度のまとめとして吉村(3年生)が幹事を、岩佐さんはこれからの活動に大きなインパクトがあると思われるので印出(1年生)が幹事をつとめる。



46_第23回全体ミーティング(2019年1月8日)

①岩佐幹三さんインタビューの調整

②プロジェクト研究成果発表会(2月15日)の内容打合せ・分担決め

③1月の予定(1年生は岩佐さんインタビュー準備、3年生はプレゼン準備)



47_第24回全体ミーティング(2019年2月5日)

①岩佐幹三さんへの質問リスト作成(1年生)

②プロジェクト研究成果発表会の原稿確認



48_第7回プロジェクト運営ミーティング(2019年2月12日)

①プロジェクト研究成果発表会の準備(原稿班とパワポ班の情報共有)



49_第25回全体ミーティング(2019年3月4日)

①「父と暮せば」映画観賞会

②映画の感想の共有

③木戸季一さんインタビューの当日手順の打合せ



50_第26回全体ミーティング(2019年3月12日)

①『「あの日」の証言』パンフレットを読んできた印象をレジュメにまとめて報告(吉村、印出、成瀬が報告)



51_木戸季一さんインタビュー(2019年3月12日)

①被爆体験およびその後の人生の歩みについて伺う。