既に実施された多彩なプロジェクトの活動報告を掲載しています。

第6弾「美カフェ」

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プロジェクト名:第6弾「美カフェ」
実施期間:2019年4月~2020年2月
担当教員:白川哉子(健康) 小川睦美(安全) 池田尚子(健康)
参加人数:健康デザイン学科 4年 12名
協働先:公社)日本フードスペシャリスト協会、後援;館山市・館山市教育委員会
目的:
望秀海浜学寮のある館山市の地域貢献として、地域住民の皆様に健康長寿を目指していただくために、健康に関する情報提供を行った。さらに館山市内の小学生を対象に、食育を目的とした体験型授業を行った。
5年目の2019年度は、「経験デザイン」のインプットの核をなすフィールドワークの手法開発にも着手。集客・行商型フィールドワークである「リヤカー女子(略してリヤ女)」の活動を、国道17号線の沿線(東京日本橋⇔新潟県新潟市)の沿線で展開した。そして、地域格差等の社会問題を解決するアイディアを考えた。

学習・教育到達目標:
①健康デザイン学科ならではの、4年間の専門知識を生かし、栄養と運動に関する情報提供をすることで、栄養士+αの力を発揮すること。
②近隣の皆様は高齢の方が多く、さらに小学生に対しても、速やかなコミニュケーションを図ることが必要となるため、おもてなしや情報提供に関するコミニュケーション能力を最大に活用すること。
③郷土料理の活用によるカフェメニューの提供をすること。


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01_活動スケジュール
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02_活動内容と成果

本イベントは今回で6回目となり、地域住民の皆様に周知されてきているイベントとなっている。1部では、望秀海浜学寮の近隣の皆様をはじめ館山市内の皆様を対象とした「健康教室」を開催した。千葉県館山市は、2019年9月の台風15号の影響が大きかった地域であったが、イベント開催時には支障がない様に準備をし、開催することが出来た。「健康教室」では、血圧や握力等の測定と健康エクササイズを実施した。さらに、学生考案調理の郷土料理を活用した「さんが焼きミートパスタ」をメインとしたランチを提供した。台風被害を考慮し積極的な広報は控えたが、50名を超す参加者の皆様からは、お褒めの言葉をたくさんいただき、有意義な時間を過ごすことができた。2部では、館山市北条小学校5年生110名対象に体験型の食育授業を行い、カルシウムの大切さを楽しく学べる授業を作り上げた。健康デザイン学科の学生として、4年間の学びの集大成として、栄養と健康の知識を生かして学生の手による企画運営を実践できた。

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03_自己評価と反省

4月より、企画準備を進め、「美カフェ」を開催することが出来たことは、チームワークを大切に行えたことが、非常に良かった。高齢者や小学生に対して、栄養や健康に関する情報がしっかり伝わっていると感じた。6回目となるイベントとなり、地域貢献が評価されてきていることを嬉しく思う。次年度に引き継ぐ事を考え、データや資料をきちんと整理して、保存することが必要であると考える。