既に実施された多彩なプロジェクトの活動報告を掲載しています。

地域ネットワーク支援やまがた「科学の花咲く」プロジェクト

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プロジェクト名:地域ネットワーク支援やまがた「科学の花咲く」プロジェクト
実施期間:2019年8月~2019年11月
担当教員:白數哲久(初教)
参加人数:6名(初等教育学科6名)
協働先:やまがた『科学の花咲く』プロジェクト(山形大学)
目的:
東日本大震災復興支援として被災地における科学体験イベント等を開催し、県内外の様々な関係機関・団体と連携・協力し実施する。
学習・教育到達目標:
①科学コミュニケーターの養成及びネットワーク形成
②地域・家庭で出来る科学体験ツールの開発
・地域や家庭で簡単に「科学遊び」ができるようにキットを開発する。
③新たな科学コミュニケーション機会の創出
・イベントや人が多く集まる場所での科学教室
・自然や家庭・街中など身近な現場での科学体験の促進

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01_活動スケジュール
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02_活動内容と成果

①実験教室参加と情報共有

三鷹市の事業として行われた科学発明教室や、東芝未来科学館で行われた科学実験教室にボランティアとして参加し、講師の方がどのように子どもたちをひきつけ、子どもたちに科学の楽しさを伝えているか実践的に学んだ。

②内容検討および石巻における実施

持ち運ぶことが可能で、小学校低学年でも作ることができる科学工作を考案し、その仕組みを伝える伝え方を検討した。必要な材料の加工を事前に行った。11/23に、現地ボランティアの方に案内していただき、震災復興の様子を視察した。11/24に、地域の方々に科学工作を通じて科学の楽しさを伝えることができた。

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<成果>

石巻におけるイベントにおいて約120名の方に科学工作を体験し、楽しんでもらうとともに、他団体との交流が図れた。また、石巻の震災復興の実情を知った。

03_自己評価と反省

<評価点>

・地域貢献
ボランティアの方からお話をうかがい、震災当時の状況などを知ることができた。山形大学と石巻の方々とも協力して、一つのプログラムを成功させた。東北を盛り上げるためのイベントであったので、子どもたちの笑顔を増やすことができ貢献できたことを嬉しく思う。
・教材開発
教職に就いた時にも活用可能。

<反省点>

・チームの連携
上手くいかない場合、仲間と協力して試行錯誤して改善することができた。
・自己の特性を生かし協力する
子どもと関わる技能を活かせたから。自分たちで運営することで、今自分が何をすれば良いのか確認しながら活動することができた。子どもに喜んでもらえるよう、みんなと協力し、臨機応変に対応できた。この経験は、教職に就いた時にも役立つように思う。