既に実施された多彩なプロジェクトの活動報告を掲載しています。

【プロジェクト型協働インターンシップ】FM世田谷「商店街東奔西走!」番組制作プロジェクト

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FM世田谷「商店街東奔西走!」番組制作プロジェクト
プロジェクト名:【プロジェクト型協働インターンシップ】FM世田谷「商店街東奔西走!」番組制作プロジェクト
実施期間:2019年6月~2020年2月
参加人数:日本語日本文学科1名・心理学科1名・初等教育学科1名・現代教養学科3名 合計6名
担当教員:福田淳子
コラボ外部団体:FM世田谷、昭和信用金庫
内容:
インターンシップの側面から、地域に根ざす金融機関である信用金庫と地域の情報発信基地である地方ラジオ局について、その役割や意義について考え、具体的な仕事内容を学ぶ。プロジェクトとしては、昭和信用金庫の理事長がホスト役を務める対談番組の制作現場に参加することで、調査やインタビューで正しい情報を得て判断することやコミュニケーションの重要性、言葉を発信することの大切さや難しさ等を学ぶ。メディアについて多角的に考える機会とする。
学習・教育到達目標:
地域と密接に関わる仕事を知り、それらが地域に果たす役割を理解する。具体的には、 企業の方々と接する時のマナーやインタビューの仕方、原稿のまとめ方等のスキルを磨き、情報収集力・判断力・分析力・コミュニケーション能力等を鍛える。それぞれの立場に立って会話を導き出す文章力・表現力を磨き、話し手や聞き手を意識することの重要性を理解する。また、収録時の機材操作や収録後の編集等に必要な技術を体験することで、一つの番組がどのようにして制作されるのかを把握する。


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01_活動スケジュール

協働団体との事前打ち合わせ、イベント日程確定、会場の手配などは前年度3月までに行った。
参加学生は4月早々に募集し、5月連休明けまでに確定しキックオフミーティングを行った。
演舞参加団体・ステージ出演団体は、5月の連休明けに募集を始め、7月上旬には確定した。イベントPR用のポスター・フライヤー制作は、担当学生を決め7月中に完成しPRに使用した。会場のディスプレイ及び屋台(飲食・ゲーム)ラインナップは7月中に確定し、夏休み中に準備・制作を行った。
イベントのパンフレットはそれぞれのイベント3週間前までに作成した。
周辺の商店・住宅へのあいさつなどはイベント2日前に行った。
ふれあい三茶祭りは9月2日、三茶よいしょ祭りは9月23日に開催した。
当日朝から会場の設営を行い、11時にイベントを開始、16時30分に閉会し、当日のうちに後片付けを行い、散会した。
10月上旬に活動を総括するクロージングミーティングを行い、翌年度の開催に向けてコアメンバーによる企画会議を継続している。

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02_活動内容と成果

【昭和信用金庫訪問】
営業終了後に訪問し、信用金庫の役割を学ぶ。職員の方から話を聞き、地域との繋がりが重要であることを学んだ。
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【エフエム世田谷訪問】
インタビューで使用する機材の使用方法の説明を受けた。メンバー間で行った擬似対談を通し、言葉だけで情報を伝えることの難しさを学んだ。
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【インタビュー】
台本を制作するためにゲストにインタビューを行った。
短い時間で相手から話を聞き出すことの難しさを実感した。
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【編集】
台本をもとに編集作業を行った。編集によって対談内容の趣旨が変わらないように注意した。情報の取捨選択をすることで、メディア・リテラシーを学ぶ事ができた。
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【12月放送分ゲスト】
せたがや梅祭り実行員長
齋田 孝 氏
毎年2月に開催される 「せたがや梅祭り」や世田谷代田周辺の土地の歴史について語っていただきました。
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【2月放送分ゲスト】
社会福祉法人児玉新生会 
児玉経堂病院 理事長
児玉 健 氏
病院の歴史や現状、病院経営の具体的な内容や今後の展望等についてうかがいました。
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03_自己評価と反省

<自己評価>
・人に取材をすることが初めてだった。事前によく調べたり、ゲストが答えやすくなるような質問の仕方を考えたりと、学ぶことが多かった。
・世田谷区の伝統や地域の協力関係を知ることができた。自分の住んでいる町と比較して、地元に無い魅力を見つけることができた。

<反省>
・収録において、台本通りにいかない場合があった。そのような時の対応として、話の戻し方やアドリブをもっと上手くしたいと思った。
・メンバー間での認識のズレやスケジュール設定に時間が掛かるなど、運営上の反省点が多かったので、今後につなげていきたい。