既に実施された多彩なプロジェクトの活動報告を掲載しています。

ホンノバ・プロジェクト

02_ホンノバ大三島夕景人物
ホンノバ_top

プロジェクト名:ホンノバ・プロジェクト
実施期間:2016年3月〜2017年3月
担当教員:杉浦久子
コラボ外部団体:NPO これからの建築を考える (伊東建築塾) 熊本建築士会 佐賀大学
プロジェクト内容:
2016年度は結果として、三軒茶屋のキャンパスと豊かな地域資源がありつつも後継者不足という今日的問題を抱える今治市「大三島」、さらに被災地熊本「西原村小森」の「みんなの家」註が繋がるプロジェクトとなりました。これは偶然にも被災地の方々が「本のある集会場」を望まれているというお話をいただき突然、繋がったものです。「大三島」の伊東ミュージアム内の活用されていない絶景空間でまず「ホンノバ」を作り地域交流空間となりました。これをベースに秋桜祭で「昭ルーム」に「本のある空間」を制作・展示し、「古本の物々交換会」や「本」を切掛けとして語りあう「ホンノバ・カタリバ」を行い、この空間のすべての手作りで学生が制作した什器と本を熊本「みんなの家」に送りました。年末の落成式前日に「みんなの家」の設計担当の熊本建築士会の方々や仮設住宅の住民の方々と共に、私達お手製の本棚や机とメッセージ、集まった本を設置しました。印象的だったのは住民の方々が「本のある空間」を待ち侘びて何度も中を覗きにいらして、お手伝いして下さったことです。この「みんなの家」は地元新聞でも「ミニ図書館」と呼ばれ初日から実際的に使われ大盛況となりました。(熊本日報20161211)その後、伊東豊雄氏や熊本県知事も視察にこられ、お褒めの言葉をいただきました。外部に植えた桜の季節には外部空間も楽しめる様、佐賀大学の方々とともに計画してゆく予定です。


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01_ホンノバ大三島夕景
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02_ホンノバ大三島夕景人物
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03_ホンノバ昭和制作人物
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04_ホンノバ昭和設営人物
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05_ホンノバ昭和人物
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06_ホンノバ昭和全景
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07_ホンノバ熊本設営人物
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08_ホンノバ熊本手伝人物
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09_ホンノバ熊本朝一人物
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10ホンノバ熊本内観
  • 10ホンノバ熊本内観