既に実施された多彩なプロジェクトの活動報告を掲載しています。

若年性認知症にやさしい地域づくり

若年性認知症

プロジェクト名:若年性認知症にやさしい地域づくり
担当教員:吉田輝美(福祉社会学科)
コラボ外部団体:若年性認知症家族会彩星の会
プロジェクト内容:
若年性認知症当事者とその家族が、安心して活動できる居場所を提供することを活動目標とし、奇数月の第4日曜日に定例会とした活動をおこなった。吉田ゼミの学生は、若年性認知症家族会彩星の会の世話人やサポーターとともに、当日の企画運営に参加した。具体的には、若年性認知症の方とともに活動するグループ(当事者グループ)と、家族介護者プログラムグループ(介護者グループ)の活動に分かれて参加した。当事者グループでは、日常生活において活動量が不足しがちであることから、身体的機能を高めるプログラムを提供したり、模擬的な野菜市を設置し、販売する準備や値段設定など、思考に働きかけるプログラムを提供したりした。介護者グループでは、ピアグループによる介護者の日常の苦悩を共有していく空間づくりに努め、彩星の会世話人による助言や情報提供をもとに、参加者が学びあうことの後方支援として参加した。
彩星の会報「彩星だより」が2ヶ月に1回発行されるが、2016年3月号より本プロジェクト参加学生の感想を毎号掲載していただくこととなった。