既に実施された多彩なプロジェクトの活動報告を掲載しています。

河津町文化応援プロジェクト

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プロジェクト名:河津町文化応援プロジェクト
実施期間:2019年10月~2020年2月
担当教員:福田 淳子(現代)
参加人数:5名 日本語日本文学科1名、現代教養学科2名、ビジネスデザイン学科1名、​国際学科1名
協働先:河津町役場、河津町観光協会、湯ヶ野観光協議会
目的:
本プロジェクトは、湯ヶ野温泉の「福田家」およびその周辺で毎年開催されている『伊豆の踊子』文学碑祭の行事内容を刷新し、町の活性化に繋げることを目的とする。まずは学生の学びを活かすことのできるプレイベントとして、川端康成や川端作品理解を深めるための地元向け文学講座やワークショップ、映画上映会などを企画し、運営する。文学碑祭については、事前のチラシ作成やSNSを用いた広報、当日の運営を学生が担当する。終了後には活動を振り返り、今後の提案を行う。最終的には温泉だけでなく、河津町の文化資源を生かして町の魅力を発信し、地域の活性化をはかることを目的とする。

学習・教育到達目標:
①手紙やメール、企画書・報告書の書き方や、広報のためのスキルを身につける。
②社会人と協働でイベントを企画・運営することで、情報共有やコミュニケーションの大切さを学び、円滑な情報共有を通してイベントを成功させる。終了後には振り返りを行う。
③地域の情報を様々な方法で収集し、地域の文化的状況を把握する。現状を理解した上で、文化資源を活用した地域活性化の具体的方法を提案していく。                                                                                                  


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01_活動スケジュール

10月: キック・オフミーティング​
11月: 河津町役場 教育委員会・産業振興課・企画調整課、河津町観光協会、湯ヶ野観光協議会の方々と、「伊豆の踊子」文学碑祭にむけてミーティング、現地調査プレ・イベント開催​
12月:「伊豆の踊子」文学碑祭​2月:最終ミーティング、報告書作成、プロジェクト報告会

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02_活動内容と成果
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03_自己評価と反省

<自己評価>

「伊豆の踊子」の舞台となった河津町に実際に足を運ぶことで、物語の雰囲気を肌で感じることができ、作者についても理解を深めることができた。​文学祭では河津町観光協会の方々をはじめ、地元の方との交流を通して、情報共有やコミュニケーションの大切さを学んだ。​町の方々や先生、他学科・他学年の学生と共同で協力し合い、新しいことを多く知ることができた。​

<反省>

プレ・イベントのワークショップでは、想定していた子供の参加がなく、参加率も低かったため、子供から大人まで気軽に参加できるようなプログラムがあればもっと良くなったのではないか。​東京と河津で距離が離れていたこともあり、頻繁に現地に訪れることができず、日程の調整が難しかった。もう少しイベントの準備期間が取れたら良かった。​