既に実施された多彩なプロジェクトの活動報告を掲載しています。

【プロジェクト型協働インターンシップ】曽我の里プロジェクト

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プロジェクト名:【プロジェクト型協働インターンシップ】曽我の里プロジェクト
実施期間:2017年4月~現在に至る
担当教員:大谷津早苗(歴文)
参加人数:2018年度 歴史文化学科6名・日本語日本文学科1名・現代教養学科1名
     2019年度 歴史文化学科10名
コラボ外部団体:小田原市 曽我兄弟遺跡保存会
目的:
曽我の里プロジェクトは、神奈川県小田原市下曽我で行われている伝統的な行事である。『傘焼き祭り』を継承していくことが、地域の人々にとってどのような意味を持つのかを考え、地域を活性化するにはどうしたら良いかというテーマに沿った企画・提案・広報媒体・運営のマネジメントに学生自ら取り組む。
学習・教育到達目標:
・広報活動を盛んに行い、学内外問わず知名度を上げる。
・ワークショップなどを開催し、地域の祭りを盛り上げる。
・新しいことにも取り組み、メンバー自身の成長を図る。


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01_活動内容と成果

毎週木曜日のお昼休みにミーティングを行う。
4月 キックオフミーティング
5月 曽我の里の名所見学
   傘焼き祭り(地域の祭り)に参加
6月 学内販売(大学職員へのPR活動を兼ね、曽我の里の名産品を販売する)
7月 子育てファミリーフェスタに参加(釣りと塗り絵を用意し、子供達に遊んでもらう)
11月 秋桜祭に参加(曽我の里名産品を販売)
2月 梅まつりに参加(輪投げと缶バッジ制作のワークショップを開催予定)



02_自己評価と反省

<自己評価>
・プロジェクト活動が始まったばかりの頃は上手くコミュニケーションを取ることができなかったが、イベントを終える度に少しずつメンバーに積極性が生まれ、円滑に進めることができるようになっていった。=メンバーの成長を感じ取れた。
・イベントに参加したことにより、より多くの人に曽我の里のこと、プロジェクト活動のことを知ってもらうことができた。
・上記同様、オリジナルグッズを作成することにより知名度があがった。
 
*地域の方々に、「私達は伝統を守ることしかできないから、若い人たちに新しいものをつくっていってもらえるのは嬉しい」と仰っていただけたことにこの上ない達成感を抱いた。

< 反省点>
・事前準備が足りないと感じるときがあったため、ミーティング回数を増やすなどの工夫が必要である。
・話し合いや決め事でSNSを利用し、その結果既読無視など進まなくなってしまうことがあったため、できるだけ集まって話し合うべきだった。
・SーLABOなど、ブログの更新回数を増やすべき。
・販売する商品は、買い手に味を伝えられるよう試食を行うべきだった。
・予算の用途を慎重に考えるべきだった。

< 得たこと>
・失礼のないメールの書き方。初歩的なことではあるが、身につけるには少々時間がかかる。
・取引先とのやり取りの大変さ。思い違いなど、上手く伝えることができないときもあった。
・イベントを手伝うことへのやりがい。
・企画や運営をすることの楽しさ、大変さ。
・コミュニケーションをとることの大切さ。どれだけとれたかが、進行状況を左右する。

<来年度の抱負>
・今より更に多くの人に曽我の里を広めていく。
・新しいオリジナルグッズをつくる。
・今年度の失敗や反省を活かし、よりよいプロジェクトにしていく。
 そのために、引き継ぎをしっかりと行う。