infie(l)ducation02―― 国道17号線の幸福論
プロジェクト名:infie(l)ducation02―― 国道17号線の幸福論
実施期間:2016年4月~2017年3月
担当教員:天笠 邦一
コラボ外部団体:株式会社 インフィールドデザイン
プロジェクト内容:
昭和女子大学 あまラボ(人間社会学部 現代教養学科 天笠研究室)と株式会社インフィールドデザインでは、経験デザインの手法を用いて、社会課題の解決を目指す共同研究を継続的に実施しています。初年度だった昨年は「小1の壁をのりこえるコミュニケーションデザイン」、二年目となる今年は「国道17号線の幸福論」をテーマに、未来の社会をよりよいものにするイノベーションのアイディアを、学生たちが、経験デザインの手法を学び、活用しながら考えてきました。
豊かさとはいったい何で構成されているのでしょうか?私たちが、都会で感じている物質的な豊かさとは代えがたい普遍的なものなのでしょうか?「国道17号線」、東京の日本橋から文京区を抜け、東京の郊外地区である埼玉県戸田市・さいたま市を通り、北関東の工業地帯を抜け、山間の過疎地区から日本海側最大の都市である新潟市に至る道、日本の断面が垣間見える道です。その17号線沿線の各所でフィールドワークを行い、そこでの知見を用いて「生活拠点と幸福の関係」を探り、それを元に、10年後の進んだ技術の中での各地域での幸せの形を考えるワークショップを実施しました。
01_国道17号線が生命線の関東北部の工業地帯
02_車なしでは考えられない生活・協力者の方の運転で
03_ロードサイド型のモールを協力者の方のご家族と一緒に
04_移動力ともちもの関係・協力者の方の持ち物を尋ねる
05_状況の違う二人の協力者の方から、それぞれご自宅で話を聞く
01_緑豊かな魚沼・現地の里山ボランティアの方にお話を聞く
02_協力者の方から自宅でお話を聞く・味噌づくりで自然に寄り添った生活
03_協力者の方の家庭菜園でもお話を聞く
04_広大な公園でののびのびとした子どもたち
05_日本一の米どころでのフィールドワーク・協力者の方の車に同乗して
01_地域活性化の興味深い事例を見せてくれた沼垂テラス商店街
02_美少女図鑑の発行元テクスファームでお話を聞く
03_美少女図鑑のモデルさんに新潟の街を案内してもらう
01_合宿形式でアイディアを考える・まずは各フィールドの振り返りから
02_各フィールドでの知見を統合しながら機会領域やアイディアをみつける
03_考えたアイディアを発表してフィードバックさらに考えるを繰り返す
04_環境を変えながらアイディアを突き詰めていく